【最高2017/最終1856】汎用ライドバトン
お疲れ様です、ユキハルと申します。
今期は最終日にめちゃくちゃ溶かしてしまいましたが、実に7年ぶりのレート2000達成及び自身の過去最高レートを更新したので供養も兼ねて記事にしていきたいと思います。
レート2000に乗せた並びがこちら。
最高レート及び最終レート。
○構築コンセプト
・ライドで回避を積んで避けて制圧する。
・ライドバトンが出来なさそうな場合の裏選出を用意しておく。
・使う以上は蔑まれようとも心を鬼にする。
○個別紹介
カイリュー@いかさまダイス【竜】
陽気 185(148)-185(244)-115-×-120-126(116)
スケイルショット/地震/竜の舞/羽休め
H…奇数にするように余り
A…余り
S…1舞で最速ツキ抜き、3舞でブエナ最速ツツミまで抜き
・本構築最大のMVPであり最大の戦犯。
ライドバトンの着想を得た原案は大体ジャラランガが採用されていたがジャラランガだとライドバトンが失敗した時にリカバリーが効かないということが頻繁に発生した為、バトンが失敗した場合やテラスを切らなくてもスペックが高いスケショカイリューを採用した。テラスタルはイマイチ伸びにくいスケショのリーチを伸ばすドラゴンテラス。ここはフェアリーだったり鋼だったり諸説。
避けるカイリューが弱いわけがなく、バトンが決まれば余程運が悪くない限りは全抜きを量産してくれた。羽休めは被弾した時に避けるまで回復し、避ければマルスケを確保しつつ安全に舞うことができるので抜くことが出来なかった。
肝心な場面で被弾、肝心な場面でスケショ外し、肝心な場面でスケショ4発当てなど、いい方向にも悪い方向にも運が絡みに絡む超ギャンブラー気質で常に心臓がヒヤッヒヤしてた。最終日にスケショ当てたら勝てた試合が5試合くらいあったのほんと許さないからな。
テツノツツミ@電気玉【霊】
臆病 149(140)-×-134-144-95(116)-206(252)
HD…控えめイーユイの悪の波動が18.7%の低乱数、特化ハバタクカミのムンフォを確定耐え
S…最速
・本構築の異質枠兼、起点要員。
ライドバトンに求める要点として
・相手の行動を阻害する(麻痺や眠りなど)
・フィールドを展開することができる
・挑発で相手の変化技を阻害する
などがあり、これらに適応していたのが今回使用した電気玉投げつけるツツミである。
初手に基本投げて電気玉を投げつけフィールドを展開するだけの起点作り。
D方面に厚くすることでブーストハバカミに上からムンフォを撃たれても倒されることがなく電気玉を投げつけ無理矢理ライドの起点を作ることが出来た。ライドが選出できない場合でもカイリューの起点を作ることができる為ほぼ絶対選出していました。
最終盤に電磁波を忌み嫌う電気テラスハバカミが爆増しており、初手からテラスを切られることが多くなった為、状況に応じて初ターンフィールドから展開するか電気玉を投げつけるかを決めておく必要があった。
フワライド@エレキシード【炎】
臆病 225-×-76(116)-110-92(140)-145(252)
小さくなる/ど忘れ/バトンタッチ/エアスラッシュ
調整はライドバトン先駆者様の調整を丸パクリ
・本構築の中枢。こいつがいなければ成り立たないことはないけど成り立たない。
元々は原案のノーウエポンでエアスラの枠が身代わりだったが環境に挑発ハバカミがあまりにも多く、仮に回避を上げて避けたとしてもそのうち挑発にあたり3ターンもの間悪あがきで体力がゴリゴリ削れるのはめちゃくちゃ弱いと感じた為、欠伸ガチグマに弱くなることを覚悟でエアスラに変更した。エアスラにすることで麻痺怯みを期待できたり苦手とするウーラオスやオーガポンに対する打点として勝ちを拾う事もあったので個人的には優先度はエアスラ>身代わり。
ど忘れはライドバトンがほぼ100%呼び込む赫月ガチグマに対する対抗策として必要不可欠な技で、仮にガチグマがいなくても麻痺したハバカミを悠々と起点にすることが出来たり、バトン先のカイリューやヘイラッシャが特殊方面に要塞になるので普通に役に立つ積み技だった。
テラスタルは炎オーガポンのメインウエポンを両半減できたりムンフォを半減に出来たりする炎テラス。
ヘイラッシャ@ヒメリのみ【飛】
腕白 237(92)-120-183(252)-×-106(164)-55
アクアブレイク/地割れ/鈍い/眠る
調整は程よく硬く。
・主に対天然(というかラッシャラウド)対策。ヘイラッシャがいた場合は基本投げてた。
ライドバトンの回避をガン無視してくる天然勢に対する回答としてアシパピクシーが呪い対策も兼ねてよく採用されているがピクシーの場合そもそもラウドが受からないこと、ラッシャの地割れに常に怯えること、ど忘れドオーに手も足も出ないことなどがあった為、地割れで全てを解決できるヘイラッシャを採用した。とはいえ相手のラッシャとの地割れ合戦になるので一方的に地割れを押し付けられるように飛行テラス。
ヒメリのみは守るヘイラッシャに地割れを枯らされて負けることがあったので脳死で地割れを連打できるように持たせた。
カイリューより刺さってると感じたら投げることもあり、躱す鉄壁地割れ要塞として活躍もしてくれた。
イイネイヌ@食べ残し【妖】
陽気 195(252)-148-135-×-118(92)-133(164)
ドレインパンチ/叩き落とす/ビルドアップ/挑発
H…極振り
D…余り
S…準速カイリュー抜き
・ カバディンルーと単品のサケブシッポ入り、及びチオンドヒドのような低速サイクル対策。
主に吠える対策に入れた犬。こちらもカイリューやヘイラッシャより刺さりが良ければ出す機会はあった。ビルドアップによって回避率も含めていい確率でテラスを切ることなくカバディンルーを起点にすることが出来た。これはサーフゴーとの差別点ではある。またサーフゴーと違い挑発を覚えるので黒霧対策としても役に立った。
ただ汎用性を考えれば恐らくサーフゴーの方が良いです。2000達成した時に選出していたこともあり愛着が湧いて使い続けていた枠。
赫月ガチグマ@オボンのみ【毒】
控えめ 219(244)-×-158(140)-174(28)-90(36)-80(60)
ブラッドムーン/真空波/瞑想/欠伸
HB…水ラオスの鉢巻水流連打をオボン込み確定耐え
C…大体のウーラオスをブラッドムーン+真空波で縛れる程度、H219-D94までの赫月ガチグマを+1ブラッドムーンで確定1発
HD…ノマテラ赫月ガチグマのシルクのスカーフブラッドムーンを瞑想込みで25%の低乱数
S…大体の赫月ガチグマの上を取れる程度
・ライドバトンにおいて呪い対策を切った欠陥構築なのでミミッキュがいたらバトンに頼らない裏選出の先発として出すガチなクマ。
赫月自身の単体スペックがそもそも頭一つ抜けておかしくテラスを切ることなく裏のカイリューのお膳立てとして活躍してくれた。
欠伸とかいうこいつに与えたらいけない技がとにかく優秀でブラッドムーンの充填ターンを埋めるのに相性が良く、欠伸で寝てくれれば裏のカイリューの起点にすることができる為、裏選出の枠として正解だと思った。
惜しむらくは採用した時期が終盤だったので私自身の赫月の練度が低くイマイチ活かしきれなかったことが少し残念。
レンタルパーティです。
○選出パターン
・ 基本選出
ツツミ+ライド+カイリュー
・ 相手にヘイラッシャがいた場合
ツツミ+ライド+ヘイラッシャ
・ 相手にカバディンルーや吹き飛ばしてきそうな顔したやつがいた場合
ツツミ+ライド+イイネイヌ
・ 呪い撃ってきそうな奴がいた場合
ガチグマ+カイリュー+@1
ライドバトン自身は環境的なことを考えれば挑発ハバカミが魑魅魍魎の如く跋扈していたり回避をガン無視してくる赫月ガチグマの存在もあり、お世辞にも刺さっているとは言えませんがそのような環境でレート2000を達成できたことは私にとって大きな自信となりましたし、今後のランクマに潜る身として大きな糧になった実りのあるシーズンでした。
冒頭の通り最終日に溶かしまくって満足の行く結果とは言えませんでしたがS13もこの調子で頑張っていこうと思います。
稚拙な文章でしたがここまでの閲覧ありがとうございました。
おまけ
ごめんやん。